近頃、携帯代を節約したいユーザーから注目を集めるMVNO。MVNOの中でも知名度も高いOCNの「OCNモバイルONE」月額972円から使える1日70MBコースを使ってみました。
ネットの口コミでもそこそこ通信速度が速く、混雑する時間帯でもある程度快適に使えるという噂の「OCNモバイルONE」のレビューです。
OCNモバイルONEの通信速度
まずは一番気になる通信速度です。
混雑が予想される20時頃と快適であろう深夜に分けて速度を測ってみました。
19時42分計測 2.53Mbps
混雑により通信速度は2.5Mbpsに落ちていますがネット閲覧程度ではほとんど影響のない速度が出ています。混雑する時間帯でこの速度は優秀です。
格安MVNOの中でも安いプランで動画を見る方はあまりいないかと思いますが、動画再生は途切れることもあるかと思います。
0.24Mbpsの数字の方はあえて低速モードにした結果です。公称値である200Kbpsを少し超える数値がでています。200kbpsでは画像の多いページではもたつくこともありますが、テキスト主体のページや、ラインでのチャットでは遅く感じることはありません。
0時37分計測 18.63Mbps
深夜では非常に快適に使うことができます。ここまでの速度が出たらなにも文句を言うことはないでしょう。親元のNTTドコモと同等の速度が出ていると予想できます。
使わなかったデータは翌日に繰越
地味に嬉しいのが使わなかったデータは翌日に繰越ができるというサービス。最大限繰り越すことができれば1日150MBまで使うことができます。突発的な外での飲食店探しなどを食べログで行えば4.50M使ってしまうのですが150MB残っていれば結構安心できます。
MVNOでの繰越サービスは行っている会社は2015年3月現在で5社程度。今後こういった独自のサービスの差別化が進んでくると思われますが、現状では繰越サービスの有無だけでも選択の余地に入るぐらい便利なサービスです。
情報が一目でわかる「OCNモバイルONEアプリ」
私が結構気に気に入ってるのがこのアプリ。通信量や繰越残量等がわかりやすく載っています。
このアプリからターボのオンオフを切り替えることができ、アプリの更新で知らない間にたくさん使ってしまったなんてこともある程度防ぐことができるかと思います。
日別の通信量も見ることができます。私の場合は、昼休み15分程度のネット閲覧とラインのみで1日平均34MBとなっています。
申込みはAmazonか家電量販店で
申込みにはパッケージを購入する必要があります。
OCN公式ページではAmazonでの購入を推奨しているようでAmazonでの購入を促されます。
♦OCNモバイルONE
月額972円（税込）からLTE高速通信が使える「OCN モバイル ONE」登場
2015年3月3日現在、OCNからAmazonで購入する場合、通常3,240円が1,409円で販売されています。
ネット通販に抵抗のある方はヨドバシカメラやヤマダ電機といった家電量販店でパッケージを購入しましょう。
SIMフリー端末と相性の良さも人気の一つ
携帯料金の節約にMVNOとの2台持ちが流行っています。通話専用にドコモ等のガラケーを通話定額で契約し、データ専用にMVNOを契約しSIMフリー端末を使うといった方法です。端末の購入費用を入れても2台持ちであれば月額5,000円以下に抑えることができます。
また、値段の安さから2台目といった需要もあります。
SIMフリー端末は人気のASUS ZenFone5や、1万円を下回る割り切った性能の端末もあります。
【国内正規品】ASUSTek ZenFone5 ( SIMフリー / Android4.4.2 / 5型ワイド / microSIM / 16GB / LTE / ゴールド ) A500KL-GD16
- 出版社/メーカー: Asustek
- 発売日: 2014/11/08
- メディア: エレクトロニクス
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