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1700円のカケホーダイのライト版が3社から登場!毎月の料金はauが少し安い

iphone6s/6splusの発売日である2015年9月25日にあわせて、ドコモ・auソフトバンクの3社が通常の通話定額プラン2,700円より1,000円安い通話定額プランのライト版を用意しています。

9月11日、携帯料金が家計の大きな負担になっているので対策をとるよう安倍総理大臣が総務大臣に直接指示したそうです。総務大臣からの指示を受けてのことかはわかりませんが、同日auから新料金プラン「スーパーカケホ」月額1,700円が発表されました。続いてソフトバンク・ドコモからも「スーパーカケホ」同様に月額1,700円の新料金プランを発表し足並みをそろえた格好となっています。

「カケホーダイライト」「スーパーカケホ」「電話し放題ライトプラン」概要

新しい定額プランの特徴は5分以内の通話が定額で、5分を超える通話料は従量制になっているという点です。そのぶん通常の2,700円より1,000円安い基本料金が設定されているわけですが、データプランの組み合わせが各社で異なり月々の総額は3社で異なる形となっています。

以下、携帯会社ごとに新料金プランをまとめてみました。

auの新料金プラン「スーパーカケホ」

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最安の組み合わせで
「スーパーカケホ+LTENET+データ定額3=6,200円+端末実質負担」となっています。
今までは
「カケホ+LTENET+データ定額2=6,500円+端末実質負担」となっています。

スーパーカケホとの組み合わせでデータ定額2(2GB)のプランが選べないため最低維持費では300円安くなったことになります。ほぼ通話しないデータメインの方は300円安くなり1GB増量という恩恵を受けることができるかと思います。

一番最初に発表しただけあって、若干ではありますが料金負担の軽減とiphone6s発売で顧客の獲得を意識した内容となっています。

ドコモの新料金プラン「カケホーダイライト」

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最安の組み合わせで
「カケホーダイライト+データMパック+spモード=7,000円+端末実質負担」となっています。今までは
「カケホーダイ+データSパック+spモード=6,500円+端末実質負担」となっています。

カケホーダイライトの場合、auでは選ぶことのできた2GBのデータSパックが選べないため最低維持費は500円高い7,000円になっています。ほぼ通話しないデータメインの方は+500円で2GBから5GBに増えますが恩恵を受ける人は極少数ではないでしょうか。

さらに、カケホーダイライトでは家族でデータを分け合えるシェアパック10(9,500円)が選べなくなっています。カケホーダイライトにしたい場合はシェアパック15(12,500円)を選ぶしかありません。実質値上げと言っても過言ではないかと思います。

一番遅れて新料金プランに追随しただけあって嫌々感は否めません。とにかくカケホーダイライトには移行してほしくないという意思が滲み出ています。

ソフトバンクの新料金プラン「電話し放題ライト」

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最安の組み合わせで
「スマ放題ライト+データ定額5GB+sベーシック=7,000円+端末実質負担」となっています。今までは
「スマ放題+データ定額2GB+Sベーシック=6,500円+端末実質負担」となっています。
内容はドコモと全く同じとなっており、恩恵を受けることができる人は極僅かで実質値上げといっても過言ではないかと思います。

さらに既存のソフトバンクユーザーのプラン変更開始は10月5日から受付開始で他社より1か月遅れとなっています。

まとめ

月額1,000円安いなどと謳っていますが、蓋をあけてみれば最初に発表したauで300円程度の割引です。ドコモ・ソフトバンクに関しては月々の負担額と考えれば500円の値上がりとなっていますので1,000円安くなると飛びつく必要はありません。
現状で全くと言っていいほど通話していないかつ5GB以上(auの場合3GB)のプランを契約している方は検討してみてもよいかもしれませんが、こういう人はMVNOに移行したほうがよさそうです。